Blog

Blogブログ
Blogブログ
Blogブログ

ブログ 

小児はりは、どのような症状に効果的なのか

生後3か月の乳児の小児はり(症状は便秘)

1分以内の施術、3回で改善しました。

 

 

 

 

 

 

目次

小児はり(刺さない鍼)の効果

 小児鍼(はり)とは小児に行う鍼術のことで、日本では特殊な用具を用いて軽度の皮膚接触刺激を与える鍼術の一つです。江戸時代中期に大阪で考案実施されたといわれていますが、文献が乏しくはっきりはしていません。大正時代から昭和中期にかけてが小児鍼の最盛期であったようです。この時期鍼灸家は自分で創作した用具(小児鍼)で治療していたので、小児鍼(用具)の種類が多いわけです。当サロンでは主に大師流小児鍼を使用しています。
 小児鍼は刺さない鍼で、皮膚上のツボや経絡をさすったり、軽くたたいたりします。主に生後1ヶ月から小学生までのさまざまな症状※を改善し、心と身体を健やかに育てます。※夜泣き/便秘/キーキー言う/寝つきが悪い/アトピー性皮膚炎/癇癪を起す/鼻炎/落ち着きがない/喘息/腹痛/発達障害/夜尿症/下痢/チック症/虚弱体質/風邪を引きやすいなど

発達障害について

お子様の症状について、お問い合わせがありました。個別にお返事はいたしておりますが、発達障害について、小児はりの大まかな効果をまとめてみました。
発達障害の分類について、厚生労働省のホームページから引用しますと、『自閉症スペクトラム障害』『注意欠陥・多動性障害(ADHD)』『学習障害(LD)』の3つになります。
小児はりによる治療は、『自閉症スペクトラム障害』『注意欠陥・多動性障害(ADHD)』の症状緩和が期待できます。障害そのものがなくなるわけではないのですが、障害の特性として見られる落ち着きのなさやイライラを軽減させ、機嫌のよい時間を増やしたり、睡眠を良質なものにしたり、消化機能や排尿排便機能を改善させる可能性があります。このような症状が緩和されることにより、保護者のストレス度も軽減されたという報告(日本小児はり学会第14回学術集会)もあります。特別支援学級や学校で勤務経験のある当治療室代表菅野は、保護者のストレスが緩和されることは、発達障害のお子さんの療育にとって重要な意味のあるここと実感しています。
発達障害の症状は個人差が大きいので、ご心配なことはどうぞお問い合わせください。

SHAREシェアする

ブログ一覧

HOME> ブログ >小児はりは、どのような症状に効果的なのか