ツボの特性~腎兪~
東洋医学の「腎」は成長、発育、生殖をつかさどるといわれており、
人体の成長や骨格形成、生殖機能、排泄機能などに関連しています。
ツボとしての「腎兪」は背部にあることもあり、
腰痛をやわらげ「気・血」のめぐりを整えるといわれています。
また、「気・血」のめぐりをととのえることから、むくみや冷え症にも使われます。
そして腎臓への「気」を補うことで頻尿の改善も期待できます。
鍼灸治療では妊活、そして月経周期を整えることにも使われます。
ツボとは、人のカラダをめぐるエネルギーの通路といわれる経絡上に、
カラダの異常があらわれるポイントのことです。
ツボの位置は大体の指標がありますが、実際はへこんでいたり、
押したときの痛み(圧痛)があったり、
周囲の皮膚と異なりカサカサしていたりするところになります。
ツボの位置を示すときに「指幅〇本」と書いてあったりしますが、
自分のツボは自分の指幅になりますので、気を付けましょう。
さて、腎兪の位置は立った時ヒジがあたるワキ腹の高さで
背骨から左右に指幅2本外側になります。
当治療室の『月経周期療法』では周期によって鍼やお灸の位置や施術方法が異なりますが
すべての周期に共通してお灸をすえるツボは「腎兪」です!
写真は当治療室『月経周期療法』の一こまです。
写真の周期は黄体期でしたので、「腎兪」と「三焦兪」にすえています。
当治療室では煙のでないお灸「せんねん灸の奇跡ソフト」を使用していますが、
ご自宅での施灸に「はじめてのお灸moxa」もおススメです
温熱は「せんねん灸の奇跡ソフト」よりもマイルドでお好きな香りを選べます!
香りは「くだもの」「はな」「緑茶」「香木」の4種類
分包販売しております!